なぜ子供たちを助けてあげないといけないのか

国内情勢の悪化によりミャンマーの子供達は非常に苦しい状況に追い込まれてきており、またそのような子供が増え続けています。

この様な子供たちを助ける余裕は今のミャンマーにはありません。

日本でしたら政府がその役割を担うでしょう、しかしミャンマーはそうではありません。

唯一、仏教やキリスト教などの団体は一般人よりはまだ余裕は残っているので、私たち宗教者が子供を助けてあげるほかありません。

もしそうしてあげないと、子供達は誰からも助けられず、町中に路頭に迷う孤児の子供たちが溢れ、彼らは食べる物を得るために窃盗、強盗を繰り返すようになります。

そのような子供たちは、悪いグループと融和しやすく、麻薬の販売、製造、そして実際に麻薬の使用の方向へ進んでいきます。

先進国では高額の麻薬でもミャンマーでは信じられないほど安く手に入り、盗んだ小銭で薬を買うというのがいとも簡単にできてしまう国です。

誰も助けてあげないと、子供たちがこの方向へ進んで行ってしまうのはほぼ100%確実で、そうなると国全体の治安が悪くなり人々の心も荒んでいきます。

もちろん、その子供自体も不幸になっていきます。

つまりそれはミャンマーと言う国自体の民度が下がるということを意味します。

大変遠まわしではありますが、世界のどこかの国一国の民度が駄々下がっていくと、それは世界全体に影響を及ぼし世界全体の民度も押し下げます。

世界は一向にプリミティブな領域から抜け出すことができず、間接的でありますが日本にも影響を及ぼし「この世界の生き難くさ」はいつまでも改善されません。

仏教の教えが説く「縁起(すべての事象は繋がり、影響し合っている)」という理の通り、一国の悲劇は決してよそ事ではないのです。

子供達を保護している仏教寺孤児院で子供たちは、衣食住が提供されるだけではなく、仏教教育と一般教育そして共同生活の中で自分をコントロールすることを学びます。

これは、子供たちが絶望ゆえに道を誤るのを防ぐだけでなく、ひいては国家、そして世界全体の平和と安定に寄与する活動であると確信しております。

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