この日は松原様のお力を借りて子供の環境衛生対策をさせて頂きました。
松原様からは以前にも食事のお布施をして頂いたり、日本語教育用の教科書を寄贈していただいたりと、沢山のご支援をして頂いております。
全身ボツボツだらけの子供達
スジャータは毎日のように孤児院へ日本語を教えに行っているのですが、ある日一人の男の子がやって来て背中がとても痒いと私にアピールしてきました。
背中をいつもボリボリ掻いていた男の子
男の子の背中を見てみるとボツボツがびっしり!
いやッ、背中だけでなく全身ボツボツだらけ。
こりゃ酷い!
他の子供達の服もまくってみると、多かれ少なかれみんなこのボツボツがあるじゃありませんか。
一番ひどい子の寝床を見せてもらうとかなり不衛生な状態。
一度も洗った事も干したことも無いような服や毛布に虫が湧いているのが原因だと思いました。
数百人もの子供が暮らす孤児院では、なかなか全員の衛生環境に目を配れない時があります。
そこで、スジャータ活動で服と寝具の新品や薬を購入し対策を試みました。
まずは、汚い部屋の掃除を子供たちにさせ。
清潔な服を着させ。
毎日かゆみ止めの薬を塗ったり。
毎日かぶれを抑える薬を飲ませたりしていたのですが、全身のボツボツはなかなか消えないのでした。
原因は犬でした
いろいろな試行錯誤と観察の末、やっと原因が判明しました。
原因は犬のノミ、マダニでした。
この施設で飼っている犬達が、夜中に子供たちがいる部屋に入り込み一緒に添い寝していたのです。
その犬たちをよく見るとノミやマダニが湧きまくっている酷いありさま。
例えば上の犬には血を吸いまくり丸々太ったマダニが寄生していました。
マダニはそれ自体の害だけでなくSFTS(重症熱性血小板減少症候群)などいくつもの深刻な感染症を媒介する厄介な害虫です。こんな虫が湧いている犬が寝床にやって来て添い寝されたら大人でさえたまったものではありません。
すぐにノミ駆除薬を購入し。
ぜんぶの犬たちに薬を施していきました。
犬たち自体もこの薬で寄生される苦しみから解放されたことでしょう。
肌はほぼ完治しました
数日後、子供の肌をチェックしてみるとだいぶ治っていました。
まだ完全ではないにしても90%は消えています。
何より、かゆみはもう全く無いとのこと。
やっとぐっすり寝れる日々を取り戻した子供達。
私がこの孤児院に出入りしている限りは、月一で犬に薬を施していこうと思います。
松原様のご慈悲のお陰で子供たちの苦しみを取り除いてあげることができました、本当にありがとうございました。
松原様のご生活、ご活動が順調でありますように、安全でありますように。
松原様をはじめとする生きとし生けるものがお幸せでありますように。
この日の支援
お布施主 松原様
お布施先 ミャンマー、シャン州、アワーヤウン仏教寺孤児院
支援内容 新品の寝具、服、くすり、ノミダニ駆除薬