ミャンマー、シャン州の貧困村で障害をもつお年寄りなどにお米、油、塩を支援してきました<中岳様からのご支援>

2022年10月13日

目的の村は、奥にうっすらと見える山の上にある

ミャンマー、シャン州のロンヘー村と言う貧困村でお年寄りにお米などの食糧支援をしてまいりました。

こちらは中岳様からのご支援となります。

中岳様からは以前に「竜巻で吹き飛んでしまった孤児院への支援」をしていただき、その時は多くの者、子供たちが救われました。また孤児の乳児へのオムツ、ミルクなども支援していただいてます。

貧しいながらも村の雰囲気は落ち着いている

今回は、村民全員にお米、油、塩を渡すつもりで来たのですが、村長さんから「いっぺんに全員に渡すよりも、障害をもったあるいは、家族のいない一人暮らしのお年寄り限定で、月に一度くらいで(何度かに分けて)来てくれると助かります」と相談されました。

「なるほど、それではそうしましょう」と返事をさせて頂きました。
こちらのやり方を押し付けるというのは当支援活動のやりたいことではありません

と言うことで、その方々のお家を一件一件回って行きました。

その都度、中岳様と言う日本人からのご支援であることを説明をするスジャータ比丘

例えばこちらの方は、40年以上前に脳卒中による半身不随をわずらわれ、以来常に横になったままなんだとのこと。食べることや身の回りのことは常に村人の誰かしらが来て助けてくれるのだそう。
と言うことはこのような食糧援助は、この方だけではなくここの村民全体にとっても助かる、有難いことになるわけですね。

こちらは家族がおらず一人暮らしの方で民族的にはパオ族の方。
すでに労働できるお年ではないし、もちろん政府からの援助(年金)などは一切ありません

今回は一件につきお米8キロをお渡ししましたが、一人が一か月間で食べるには十分な量です。

重いお米を運ぶのを村のボランティア青年が一緒に歩き手伝ってくれました。

こちらも部屋の奥に障害のある方が寝てられますが、出てくることができないということで代わりに近所の方が受け取ってくれました。

食用油もお米も異常な高騰を見せているミャンマー。
食料確保は切実でこの様な支援は本当に貴重なのです。
私もご支援主の方(中岳様)にとって大きな善徳を積むお手伝いができて幸せです

バナナ畑の間を通って帰宅。また一か月後に来ます!

関係者一同を代表して深くお礼を申し上げます。

中岳様がご多幸でありますように、健康でありますように。

この日の支援
支援主様 中岳様
支援物資 お米8Kg×5人分、食用油1リットル×5人分、塩×5人分
支援先 ミャンマー、シャン州、ロンヘー村

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