2022年8月14日
ミャンマーの●●●州にあります孤児院に食事のお布施をしてまいりました。
こちらは100人近くの孤児が暮らす仏教寺孤児院です。
※今回、施設のくわしい所在地は事情により表記を控えさせていただきます。と言いますのもこのエリアに支援をする団体、個人を「良しとしない勢力」があるためです。
こちらの食事のお布施は井上様からのお布施となります。
井上様からは、これまでに数多くのご支援をいただき、その都度ミャンマーの多くの貧しい子供たちが救われてきました。
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こちらの孤児院では、来る前から食料の不足、施設運営費の不足が深刻だということを多くの方々から聞いていました
それはつまり、運営支援金が集まらないからなのですが、なぜかと言うと紛争の絶えない地域なので支援者たちがここに来ることができないからです。
今はそうでもないのですが、かつて戦闘の激しかった時期に多くの人々がこの州で亡くなりました。
そのニュースは全国に知れ渡り、「●●●州=危険でヤバイ州」というステレオタイプがミャンマー人の間に浸透してしまい、誰もがこの州に近寄らなくなりました。
州内在住でこの孤児院を支援していた比較的裕福な人々も、みな他の州に避難してしまい関係が遠のいてしまいました。
井上様いつもありがとうございます。
深刻な食糧問題を抱えているこの孤児院で、今日のこの食事はおかずが三品もあり肉も入った豪華な食事となります。
普段は肉なしで、おかずは一品だけ、スープなしという質素な食事です。
井上様からの支援の食事をみんな美味しそうに満足げに食べてもらえました。
この子たちにとって、一食一食の食事は生存を掛けた真剣勝負。
次はいつ今日のようなちゃんとした食事にありつけるかわからない、だから一口一口真剣にかみしめて食べているのがわかります。
支援金が不足しているためすべての施設がボロボロ。
隙間っ風ビュービューの寒い中、夜中にちゃんと眠れているのか心配になります。
コンクリートでできている建物はこの食料貯蔵庫一件だけですが、食料が盗難されないためです。しかしその貯蔵庫も在庫はスカスカ。
こちらは乳飲み子も数人いるということで次回は、粉ミルク、オムツ、哺乳瓶などをお布施できればと思います。
井上様のご多幸、ご無事を心からお祈り申し上げます。
この日の支援
お布施主 井上様
支援先 某州の孤児院
支援物資 食事のお布施