ミャンマーの秘境寺、シュエグー僧院へ食事のお布施をしました<井上様からのご喜捨>

上り下りを繰り返しながらシュエグー寺へ

先日の記事でご紹介しました、ミャンマーの秘境寺シュエグー僧院の訪問記事ですが、その日は昼食のお布施もさせて頂きました。

こちらはInoue様からによるお布施です。
Inoue様からは当活動開始以来これまでに多数のご喜捨、ご支援を頂いております。

こちらのお寺「なぜこんなところに?」と思わせるような殆ど崖みたいなところに建っている寺院ですが、それゆえ世界(俗世界)から隔離された感が強くかもし出されています。

指導僧とサマネラ(子供の修学僧で孤児ではありません)合わせて45人ほどが住んでいる勉強寺ですが、少し離れた山の山頂に瞑想に没頭できるパゴダも持っていて、そこに宿泊所も備えています。

時々瞑想好きのどこかの僧侶や在家の人がひょっこりやって来て数日間瞑想に明け暮れひょっこり帰っていくのですが、これってミャンマーならではの文化ですね。

ミャンマーは未だに調理の90%は薪で行われている

今日はこちら(勉強寺寺院)に昼食のお布施をさせて頂きました。

Inoue様いつも温かいご援助、ご功徳をありがとうございます。

お腹を空かしたサマネラの列

僧院での食事のお布施は必ずいただく前に儀式を行います。
お布施主が「確かにお布施をしました」僧侶が「この食事をお布施として受け入れました」と。
しかし、お布施主が当日来れないと言う事はよくあることです
そういった時は、お寺でお手伝いをしている方や近くの村の在家の方々が「お布施主の役」をして下さいます。
この儀式を行わずして僧侶が食べてしまったら、盗み泥棒と同じ罪になりますが、僧侶が行う罪ですので何倍も重い罪になります

豚肉、牛肉のおかずがたっぷり出ましたが、肉のおかずが出るのはお布施のある限られた日だけです。

当然私も頂きましたが、普通に美味しい食事が場所の良さ(僧院の置かれた自然ロケーション)も相まってなのか何倍にも美味しく感じられました。

お布施主の方への祝福の偈の儀式も欠かせません。

この子もそうですが数年ここで出家暮らしているサマネラが殆どです。
このまま一生出家者として暮らす人物も数人出てくるでしょうし、ココの和尚様や他の大人のお坊さん達がまさにそれです。
この様な幼少時からかれこれ40年50年袈裟を着たままと言うことです。

こちらがここの和尚様ですが心の広いとても温厚な方で、この方に会うために私はここに呼ばれている感じがします。

和尚様から「このままここで暮らしたら?」なんて言われ、そうしたい気持ちも山々ですが、とりあえず目先の予定(菩薩活動)をこなさなければならず後ろ髪をひかれる思いで岐路に就きました。
ここはわたくしのお気に入りの僧院ですのでこれからも何度も訪問する予定です。

Inoue様のご生活、ご活動が順調でありますように。
Inoue様の苦しみが無くなりますように。

Inoue様をはじめ生きとし生けるものが幸せでありますように。

この日のお布施
お布施主 Inoue様
お布施先 ミャンマー、シャン州、シュエグー仏教学問寺
お布施内容 昼食のお布施

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