ミャンマーのシャン州のタウンジーにある仏教孤児院にU様からのご支援でフルーツとお菓子をお布施してきました。
U様からはこれまで数多くのご支援をいただいております。↓
ミャンマーと言えばフルーツの国と言えるくらい豊富な果物を一年中目にすることができます。
その種類はリンゴ、スイカ、梨、バナナなど日本でよく目にする果実のほか、日本でほとんど目にしないランブータン、マンゴスチン、龍眼、ドリアン、タマリンドなど、無数にあるのではと思えるくらいの種類が栽培されています。
値段も日本の半額以下で手に入り果物好きには天国なのであります。
しかし、その天国のような話は一般の人々にとってであり孤児院に暮らす子供達には一切関係ありません。
お肉同様、彼彼女たちが果物を食べると言ったら、ひと月かふた月に一回、昼食の時に小さなバナナが一本でるくらい。
なぜ「小さいバナナなのか」と言うと、売ることができない小さなものを業者が捨てる場所もないので孤児院に持ってくるからです。
施設暮らしの子供たちの殆どはミャンマーで暮らしていながらも、イチゴ、ドリアンなどはもとよりリンゴを食べたことがない、ブドウを食べたことがない、オレンジを一度も食べたことがないというのが実情です。
そこでこの度は様々なフルーツを子供たちに食べてもらいたく、U様からのご支援金で大量に購入させていただきました。
全部で10種類のフルーツを届けましたが、行く途中で気がかりなことがありました。
リンゴやナシを丸ごと、そのままちっちゃい子供に渡すわけにもいかないし、包丁を持っている子がいるはずもなし。かといって私一人で大量の皮むきなど到底できないし。
しかしそれらは全くの杞憂でした。
届けた瞬間、お坊さんたちやスタッフ達が一斉に集まり、みんなで一騎に皮をむき小口に切り分けてくれました。
ほんとみんな優しい。
おかげですべて順調に進み、数百人の子供たちにどんどん配っていくことができました。
小さい子が食べやすいい様に一口サイズにして数種類渡していきました。
「子供の世話ってつくづく大変なんだー」って孤児院を訪問するたびに分かるようになりましたが。
孤児院のボランティアスタッフで、嫌々ながら文句を言いながら働いている人を見たことがありません。
どんな状況であろうと皆いつもケロッとしていて、子供も滅多なことでは泣かないし、ミャンマー人は子供も大人も強いです。
誰もが美味しそうに嬉しそうに食べてくれてホッとしました。
後日お菓子も配ってきました
後日、同じ仏教寺孤児院にお菓子も支給してきました。
こちらの支援もU様からのお布施となります。
私もお菓子配りに加わらせていただきました。
ここの子供たちが本当に可愛いので、また度々訪問することにします。
U様のご多幸とご繁栄を心からお祈り申し上げます。
この日の支援
お布施主 U様
支援先 シャン州タウンジー市アワーヤウン孤児院
支援物資 フルーツとお菓子